わたしの中で音楽が支えじゃなくなってしまった時期があった。そんな時に行く予定だったライブ会場にチケット片手に重い足を運んだ。ノリ気になれないまま始まった演奏で「いつか僕に飽きても 時々口ずさんでね」とあのバンドマンは歌っていた。私に向けられ…

きみの濡れた髪の毛を乾かすのはぼくがいい きみの汚れた洋服を洗濯するのはぼくがいい きみのだらけた姿を見るのはぼくがいい きみのきみらしい姿を見れるのはぼくだけがいい じりじりと照りつける太陽がぼくを刺激するコンビニで買ったアイスクリームも少…

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僕は自分の気持ちを伝えるのが上手じゃないから会話が成り立たないことが多い同時に人間は痛みも苦しみも完全に共有することは無理なようで僕が助けを求めても手を差し伸べてくれはしない 僕は頑張っているのに言葉と行動が伴っていないと言われたそういった…

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いつの間にかこんなにも汚れてしまった自分にいつからか消えて欲しいと思うようになった僕は弱虫だから、痛みとか苦しさがすごく嫌いだだから死ぬのはすごく怖いでもこうやって誰かを傷つけてしまったり汚れを感じるとここに存在したくなくなる汚れてしまっ…

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音楽は偉大沢山の音と言葉を並べているだけなのに存在を肯定してくれるような慰めてくれるようなそんな感覚で包んでくれるふと気がついたら涙が溢れることだってある僕と直接繋がりがある訳じゃない向こう側の人達だからこそ僕に優しく寄り添ってくれるのか…

僕には捨てられた過去があるそれからは「永遠」だとか「絶対」だとかそういう言葉が信じられなくなった人間は考え方も感じ方も新しい日々を重ねる毎に変わっていく変わり続ける限り「永遠」と「絶対」は存在しないのだろうだから僕は誰のことも心から信じら…

幸せとは あの人が言う幸せは僕にとって幸せなのか世間が示す幸せが僕の幸せになるのかきっと人それぞれ幸せの形は違うのだろうお金持ちになって欲しいものが手に入ることが幸せか永遠の愛を手にすることが幸せなのか美味しいものを沢山食べられることが幸せ…

火曜日僕は早起きをして電車に乗り嫌いなところへ行く。大きな揺れに少しだけ逆らって窓から差す光を眺めながら好きな音楽を聴いている時々このままずっと揺られながら行くとどこまで行くのかすごく気になった。どんな景色が見えるのかどんな音が聞こえるの…

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人が怖くなった上手に話せなくなった普通じゃないと自覚し始めたのはいつからだっただろう心が傷つくと首を絞められているみたいに苦しくて呼吸が下手になる。すごく怖かった。世間に否定されることを恐れて自分を作っていることも、支配されているような息…